リールの下巻きの方法と結び方まとめ!下巻きをしてコスパを高めよう!

嵩上げの意味合いが強い下糸ですが、シチュエーションにより下糸まで出てしまう時もあります。うっかりと適当な結び方をしていて切れてしまったりと悔しい思いをしないためにも、下糸と道糸はなるべく強く結んでおく事が必要です。いくつかのポイントに分けてご紹介します。

ナイロン同士ならブラッドノット!

出典:YGKよつあみ

ブラッドノットは強度が抜群で有名な結び方です。また結び目が小さいという大きなメリットがあり、これによりガイドの引っ掛かりが抑えられたりと、ライントラブルを軽減させる事ができます。ブラッドノットのデメリットは、極端に太さの違うライン同士では相性が悪く、すっぽ抜けてしまう可能性があるので注意が必要です。

PEとナイロンならFGノット!

PEラインは表面がつるつると滑りやすいために摩擦抵抗を利用した結束がおススメです。なかでも結束強度が協力で、結びやすく実用性に優れているのがFGノットです。

結び目がスリムであり、ガイドの通りが良くてキャストの妨げにならないメリットがあります。FGノットで失敗しないポイントはPEラインを編み込む際にしっかりと引っ張りながらラインテンションをかけて行う事と、ハーフヒッチを数回行いしっかりと止める事です。これによりすっぽ抜けてしまうなどを防ぐ事ができます。

リールの下巻きは必ずしも必要ではない

リール本来の性能を最大限に引き出すためには、適正値の糸巻量をきっちりと巻く事は重要ですが、それ以上に釣りのスタイルに合わせて糸巻量を少なくするメリットがある場合もあります。

ラインを少なく巻けばスプールは軽くなる

例えば、超軽量ルアーなどを使用する場合であれば他の性能よりもスプールの軽さが最も影響が大きいです。そういった場合などは適正値でのコンディションよりも、投げやすさや飛距離などを重視し、自分が使いやすい量を調整しラインを巻いておくことが重要です。

余ったラインの適切な保管方法

余ったラインは次回にも使用できるので、大切に保管しておく必要があります。ナイロンやフロロラインは紫外線に弱く、日の当たる場所に保管していると劣化してしまいます。

特にナイロンラインの劣化は激しく、うっかりしてるとボロボロになってしまうので、コスパを上げるためにナイロンラインを使用する場合などは特に注意が必要です!

リールはお手入れをしながら下巻きをして愛着ある一台に!

Gaertringen / Pixabay

釣具店などで下巻きをしてもらえるところも多いですが、ラインテンションやライン量などのフィーリングの好みは人それぞれです。作業の手間がかかってしまう下巻きですが、一度自分の手で色々と考えながら作業をしてみると、下巻き糸の種類でわずかに変わるスプール全体の重量の変化や、キャスト時の感触や正確性などがより感じやすくなります!

自分の好みとぴったり合う組み合わせを発見できると、今までよりももっと楽しいジギングライフを満喫できます。

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