エギとはどんな釣りで使う?
まずはエギとは何か、どのような釣りに使用するのか、何を釣ることができるのかについて説明します。
エギとは?
大型のイカを釣る際に用いる擬似バリのことを指します。主な材料としてはクスの木で作成され、エビや魚の形に掛け針をつけたものです。エギを餌に見せかけて泳がせ、それを狙った魚を釣ります。
エギのサイズは数字が増えるほど重量は重くなります。最初はメジャーな3.5号でチャレンジすればほとんどの釣り場で活かすことができるでしょう。最近は様々なメーカーでカラフルなエギが沢山発売されています。モデルごとに動き方に違いがあるので、自分に適したエギをコレクションするのも面白いです。
エギは何が釣れるのか?
釣れる魚の種類としては、メインターゲットとなる「アオリイカ」、高級なイカとして知られる「ヤリイカ」、するめに加工される「スルメイカ」、アカイカや、マイカとも呼ばれる「ケンサキイカ」、胴に大きな甲を持つ「コウイカ」、冬の寒い時期に釣れる小型の「ヒイカ」などが釣れます。
大きなサイズに成長するイカは、釣りごたえがあり、絶好のターゲットになります。また、釣ったイカも美味しく料理して食べることができます。こういった魅力から、エギング釣りは初心者からベテランまで、幅広く流行しています。
エギングの釣り方に関してはこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
エギは大きく分けて3種類!
イカをうまく釣るために、エギをいかに餌に見せかけるかが重要なポイントとなります。そのため、エギにも様々な種類があり、潮の流れや水深などによって使い分ける必要があるのです。ここでは、それぞれの種類がどの場面で活躍するのかをご説明します。
シャロータイプ
水深が浅いポイントでよく使用されるのがシャロータイプのものです。通常のエギは、1M沈むのに3〜4秒かかるのに対し、5〜6秒とゆっくり時間をかけて沈みます。根掛かり回避にもなるため、小磯や藻が沢山張った場所でも使用されます。何をやっても釣れる反応がない、といった場合は、シャロータイプのエギを投げてみると、釣れることがあります。
シンキングタイプ
水深が深いポイントでよく使用されるのが、シンキングタイプのものです。シャロータイプとは逆に、素早いスピードで沈みます。沈む途中で潮に流されてしまい、底につかないといった場合に活用されます。また、潮の流れが速い場所でもこのタイプのものがおすすめです。
ノーマルタイプ
速度はシャローとシンキングの間ぐらいで沈むタイプです。2つの中間ということからノーマルではなくベーシックタイプと呼ばれることもあります。潮の流れが速いところでは、このノーマルタイプを使用するのもおすすめです。