太刀魚を適切に締める方法を知ろう
太刀魚にストレスを与えない締め方
「魚に痛点があるか」については、長年議論されているものの、はっきりしません。どちらにしても釣れた魚を、その場で締めて持ち帰ることは、いくつかの理由でおすすめです。まずは、持ち帰るまで長時間、魚を苦しめずに済むということ、そして、何より鮮度が落ちないということです。魚に与えるストレスを最小限に留めるのが美味しさのポイントです。
太刀魚はとても美味しい魚
見た目にも美しいこの魚の身は白身で、身は比較的柔らかい方ですが、新鮮なうちは、刺身や背越しにすることができます。火を通しても崩れにくく、甘味、旨味、ふわっとした食感共に、食べてとても美味しい魚です。鮮度を保ちにくい分、生で食べるというのは、海のある地域の特権と言えるかもしれません。
太刀魚の鮮度を保つために正しく締めよう
自宅まで生きている方が新鮮というわけではなく、なるべく早く正しく締めることで鮮度を保てます。というのも、狭いクーラボックスで生かしておくと、どうしても表面を傷つけたり、ストレスが溜まり鮮度が損なわれてしまうからです。苦労して釣った魚を、最も美味しく食べるために、持ち帰る方法にも拘りましょう。
太刀魚を締めるときに必要な道具
太刀魚を締めるときに必要な道具:フィッシュグリップ
海のギャングと言われるこの魚は、暴れる上に歯はカミソリのようなので、直接触れるのは危険です。口から針を外す時には、必ずフィッシュグリップで挟み、ハサミで絶命させてからにします。フィッシュグリップは、毒魚やヒレが鋭い魚が釣れた時にも役に立つので、持っておくと重宝します。
太刀魚を締めるときに必要な道具:ハサミ
釣り場での、ハサミの出番は多く、欠かせないアイテムです。針を外したり尖ったヒレを切るのにも役立ちます。使用後は真水で洗い、さびないようにしておきましょう。力が入れやすいように、大きめのグリップのある扱いやすいものにし、必ずフィッシュグリップで挟んだ状態で使用しましょう。
太刀魚を締めるときに必要な道具:バケツ
海水を入れたバケツの中で血抜きをすることで、周りを汚さずにすみます。また汚れてしまった時に、地面を流す時にも使います。魚釣りで一番大切なマナーは後片付けです。手を洗ったり、道具洗いにも使うので、釣りに行く時には必ずバケツを持参しましょう。