タナゴを飼育する方法をご紹介!エサは何を食べるの?

タナゴを飼育する方法をご紹介|繁殖させてみよう

魚の飼育の醍醐味に、繁殖があります。この繁殖は難しいことが多く大変ですが、その大変さを乗り越えて、繁殖が成功した時の喜びもひとしおです。それに、繁殖をしてくれたことで、作った水槽が快適であると認められら感じがしてうれしいいものです。

タナゴの繁殖は難しい

この魚を飼育していて、繁殖させようと思ったときに、難しい点がひとつあります。この魚は、カラス貝などの二枚貝に産卵すると言う特徴があります。問題はここにあります。産卵するカラス貝の飼育が非常に難しいと言うことです。

極端な話、元気かどうかすら確認するのが難しいのです。このようなことが、この魚の繁殖を難しいものにしています。

タナゴを繁殖させるなら二枚貝を用意しよう

この魚の繁殖には、カラス貝のような二枚貝が必要になります。身近な河川で取ってくる方法もありまが、ペットショップでも売っているので、そちらで買う方が簡単でしょう。この魚をペットショップに買いに行くと一緒に売っているので、魚と一緒に最初から購入しておいた方が良いでしょう。

タナゴは婚姻色がきれい

この魚は、繁殖期になると、体がきれいな婚姻色にかわります。このことは、この魚を飼育する上で楽しみのひとつです。ご存知かもしれませんが、繁殖期になるときれいな婚姻色になる魚は、結構いるので、調べてみると面白いと思います。

婚姻色のきれいな魚の記事はこちら

タナゴを飼育する方法をご紹介|注意点

この魚の飼育においての注意点を少し紹介しておきます。気を付けなければいけないことをきちんと対処しておけば、不必要なトラブルを回避することが出来るからです。比較的、飼育の簡単な種類の魚ですが、それでも、注意は必要なのです。

タナゴは絶滅危惧種

最近では、外来種で釣りの対象魚などで人気のブラックバスなどが、この魚の天敵になっています。ただでさえ河川の環境の変化などで、数を減らしているうえに、外来種に捕食され数を大きく減らしています。この魚のほとんどの種類が、絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されています。もし、河川などから捕まえる時には、この点にも注意しましょう。

外来種のタナゴもいるので注意

この魚は、日本古来の魚のイメージがありますが、しかし、そんな中にも外来種もいます。タイリクバラタナゴです。日本にもニホンバラタナゴという種類もいるので、難しいです。飼育するときに、同じ種類であれば問題ありませんが、違う種類を一緒の水槽に入れるとケンカをしてしまうこともあるので、注意しましょう。

飼っても見ても取っても楽しいタナゴを楽しもう

ご紹介してきたように、この魚は非常に身近な存在でありながら、最近では、数を減らしており、なかなか身近に感じられなくなって来てしまっています。しかし、実際に見てみると、小さくとてもかわいい魚です。繁殖期にはきれいな婚姻色にも変化します。数を減らして来ていますが、場所によっては、自然の中でも、会うことが出来る魚です。

珍しい魚になりつつありますが、ペットショップなどに行けば、普通に売っていたりします。この魚は、飼育が比較的、簡単な種類なので、飼育してみるのも楽しいと思います。昔から親しまれてきたこの魚を、飼育して楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと楽しいと思います。

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