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ボラは料理におすすめ
今まで釣れても、「臭い」と言われ捨てられてきた魚ですが、様々な料理にして美味しく食べることができます。主に食べられている地域や、時期について説明します。
ボラは関西だと食用で有名
関西などの西日本各地や台湾、地中海ではカラスミとして食べられ、珍重されています。カラスミは、メスの卵を塩漬けにした後、乾燥させたものです。ギリシアでもこのカラスミが食べられています。もちろん、身も淡白で弾力があり、美味しく食べることができます。
ボラは冬が旬
冬の寒い時期に釣れたボラは、身が引き締まっていて特に美味しくなります。「旬の寒ボラは高級魚」と言われる位です。また冬のきれいな水で浄化されるため、臭みもほとんどなくなります。逆に旬ではない夏は脂がのっていませんが、その場合はフライなどで美味しく食べられることが多いです。
ボラは脂がのっていておいしい
冬のボラはとても脂がのっています。実は、ガンやアレルギー、血栓などを予防する効能があるとされており、肝臓の解毒作用を高めると言われるタウリンも多く含まれています。
ビタミンやミネラルも豊富です。水の汚染にも耐えて強く生きていけるボラだからこそ、多くの栄養が持っているということです。
ボラ料理を食べよう!①刺身
臭いと言われるボラですが、刺身は淡白で上品な味です。美味しく食べるには、一工夫が必要です。しっかり丁寧に捌き、わさび醤油や生姜醤油で味わいましょう。
ボラの刺身は食べやすい
味はアジに似ていますが、鯛とハマチにも近いとされています。淡白でシャキッとした歯ごたえ、上品な味で刺身に向いています。鯛に次ぐ高級魚として江戸時代には親しまれたようです。