北の鯛「ソイ」!そのメバル、実はソイじゃないですか?

ソイは白身魚でとても淡泊ですが、旬の時期は脂がのっていてうまみが増します。見た目はごついですが、とても繊細な味を出し、骨や身からが美味し出しが取れます。刺身はもちろん唐揚げやアラ汁として人気がある魚です。ソイにはカルシウムが豊富に含まれており、骨を作る成分の他に精神安定、血液凝固、など生命維持に大きく関わってきますので、積極的にソイを食べたいですね。

美味しいソイの見極め方

美味しいソイを見極めるにはポイントが4つあります。まずは目が澄んでいるものを選びましょう。鮮度は目に現れます。目がくすんで濁っているものは時間が経っているものです。出来るだけ澄んだ目のソイを見つけましょう。次に体全体にハリがあるものです。鮮度が落ちてくると柔らかくなりますので、お腹の部分でハリを確かめましょう。エラを持ち上げて中が赤いものは新鮮なものです。茶褐色に変色しているものは時間が経過しています。切り身で売っている場合には水が出ているかどうかをチェックしましょう。水の中身臭み成分が含まれています。出来るだけ水がなく、全体的にハリつやがあるものを選びましょう。

おすすめレシピ

ソイの刺身

うろこを取ります。ソイには棘があるものもありますので手を傷つけないように注意しましょう。ワタを取り除き、流水でしっかり水洗いし、三枚におろします。刺身用にカットし盛り付けたら完成です。わさび醤油でいただきましょう。

ソイの唐揚げ

ソイをひと口大にカットします。塩コショウで下味を着けたら、小麦粉にまぶして油でカリッと揚げます。下味はついていますが、レモンをかけて食べると揚げ物でもさっぱり美味しくいただけます。

ソイの煮つけ

ソイを水洗いし、水を切っておきます。お鍋にだし汁、みりん、酒、砂糖を入れ一煮立ちさせて、ソイを加えます。ソイに火が通ったら醤油を入れ軽く煮たたせて完成です。味は冷めるときに染み込むので、しょうゆは後入れでも大丈夫です。

NEXT ソイのカルパッチョ