ブダイってどんな魚?生態や食べる時の注意点などブダイのまとめ

3、ナンヨウブダイ

沖縄ではイラブチャーと呼ばれていて聞いたことがある方も多いと思います。鮮やかなコバルトブルーが特徴的なブダイで見た目は食用魚ではないような感じですが、刺身や味噌汁、バター焼きなどで食べると美味しいブダイです。

ブダイの毒

ブダイは内臓に猛毒を持っているブダイがいるので要注意です。猛毒とはフグの毒の数十倍という意味で、間違えて食べると死亡する危険もあるほどです。毒を持っているブダイもいるという曖昧な書き方をしたのは、情報が曖昧という意味ではありません。実はブダイの毒は自らの体が持っているというものではなく、ブダイが好んで食べるイワナスナギンチャクに毒があってそれが内臓にたまるという仕組みなので、個体によって毒が強いものとそれほどでもないものがいるという意味なのです。

アオブダイ・ナンヨウブダイの違い

アオブダイとナンヨウブダイは全く違う魚です。アオブダイの見た目は一見するとナンヨウブダイ(イラブチャー)の鮮やかなコバルトブルーと似ていますが全然違う魚なので注意してください。どうして注意が必要かというと、その理由はアオブダイが内蔵に蓄えている毒です。猛烈な毒を持っているので絶対に食べてはいけません。アオブダイの食中毒による死亡例は最近の60年で8例も報告されています。

アオブダイの見分け方

アオブダイとナンヨウブダイの見分け方ですが、尾ビレに注目してください。アオブダイの尾ヒレはまっすぐですが、ナンヨウブダイの尾ヒレは上下が長く伸びています。

ブダイの釣り方

ブダイの釣り方は防波堤から釣れるエサ釣りです。

NEXT ブダイ釣りの仕掛け