世界記録10.12kgのブラックバスは琵琶湖で釣れた!衝撃の重さや大きさを動画でチェック!

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さて、説明だけを読んでもピンとこない人も多いでしょうから、一般的に大物と言われるブラックバスを釣り上げた動画をご覧いただきたいと思います。ブラックバスの世界記録がどのくらい貴重なものか、どれだけの偉業なのかをきっと納得してもらえると思います。

1932年のモンスターバス

1932年、22ポンド4オンス(10.09kg)の世界最大バスを釣り上げた人物の家族に会いに行くドキュメンタリー風動画です。映像で紹介されている写真から、その巨大さがよくわかります。この後77年間、彼が残した記録が破られることはありませんでした。

琵琶湖のモンスターバスを釣った人物とは?

2009年に世界記録を更新した巨大ブラックバスを釣り上げ、伝説の人物となった男性のインタビュー動画です。海外のバス釣りマガジン編集者がインタビューに訪れるというあたり、注目度の高さがうかがい知れます。

世界記録更新!!

新たな伝説が生まれた瞬間です。計測器に乗せ、表示された結果が10.12kg。船からバスを持って上がる際に興奮が隠しきれない様子が見てとれます。あまりにも巨大、あまりにも重いその魚は本当にブラックバスなのかと思うほど、かけ離れた大きさを誇っています。

ブラックバスは食べられる?意外と美味しいブラックバスレシピをご紹介!

バスりはとても楽しいです。しかし、単純にゲームフィッシングだけを楽しむだけとは行かない場合もあります。滋賀県など、自治体によっては釣ったバスはリリース禁止とされているところもあり、その場で締めるか、業者に引き取ってもらう必要があります。そこで、釣ったバスは食べてしまうのも良いです。

ブラックバスは肉付きがとても良い魚であるため、以外にも料理に向いているのです。琵琶湖周辺ではブラックバス料理を出しているお店もあるくらいで、通常の白身魚として調理すれば実に美味しい食材として活躍してくれます。

ブラックバスの捌き方

ここではブラックバスの捌き方を解りやすく解説します。釣ってからさばくまでの基本的な流れを確認いただけます。この捌きかたであれば、どんな料理でも応用可能かと思いますので、是非お試しください。ただし、寄生虫がいる場合があるため生食はやめておきましょう。

  • ブラックバスのウロコを落とします。ウロコが硬いため、市販のウロコ落としを使用してゴシゴシこすって落とします。最後は水で洗い流します。
  • ブラックバスの内臓を取ります。頭の後ろ、胸ビレと背びれを結んだ直線に沿って斜めに包丁を入れます。頭を断ち切り、内臓を傷つけないように皮を切って引っ張れば内臓がそのまま抜けるのでオススメです。
  • 胴体の部分を三枚におろします。背中から包丁を入れ、背骨に沿って尾ビレまで切り、あばらを切り離す時はハサミを使うとスムーズに行きます。
  • 浮き袋のあたりに溜まっていた脂は臭いので取り除きます。あばら骨ごとすき取るのが良いですが、脂をウロコ落としでこするのも良いです。
  • 皮を引きます。大きいバスは臭いもきついため基本的に皮は引いた方が良いです。30cm以下の小さいものは引かなくても良いですが、必要であれば実施してください。
  • 側線に沿って血合い骨があるため、必要であれば包丁で取り除いてください。以上で完了です。

ブラックバス天丼

肉厚のブラックバスは天ぷらにすると美味しいです。魚の天ぷらは昔から食べられており、あの徳川家康も鯉の天ぷらを頻繁に食べてました。どうせなら釣りと一緒に料理も極めて特定外来種を日本伝統の調理法で美味しくいただきましょう。

  • 用意するもの:釣ったブラックバス、小麦粉、片栗粉、カツオだし(粉末)、乾燥昆布、濃口醤油、砂糖、みりん、酒
  • ブラックバスを三枚におろし皮を引き、切り身に軽く塩を振っておく。
  • タレを作ります。鍋に100ccほどの水を張り、乾燥昆布を入れて沸騰するまで加熱します。そのまま5分ほど昆布を茹でてダシをとります。
  • 昆布をとったダシにカツオだしを大さじ1杯いれ、中火で細かいアクを取ります。
  • 酒、みりん、砂糖、醤油をそれぞれ大さじ2杯ほど入れて少し煮詰め、水溶き片栗粉を使ってとろみをつけたらタレの完成です。味が足りなければお好みで調整してください。
  • 切り身に小麦粉をまぶし、180度ほどの油で揚げます。
  • 丼にご飯を盛り、天丼のタレをご飯へ直接少しかけ、天ぷらを上に載せたらさらにタレをかければ完成です。

ブラックバスのムニエル

切り身にうっすら小麦粉をまぶし、油やバターで炒め焼いたものは一般的にムニエルと言われます。クセのない料理で、メインディッシュとしても遜色ありませんし、ビールやワインのお供としても絶品です。

  • 用意するもの:釣ったブラックバス、オリーブオイル、白ワイン、小麦粉、塩、コショウ
  • ブラックバスを水で洗い、全体に多めの小麦粉をまぶしてから5分以上放置します。これによってブラックバス特有の臭みを小麦粉が吸収してくれます。
  • 小麦粉を綺麗に洗い流してからブラックバスを三枚におろし、皮を剥がずに塩とコショウを軽く振ってから小麦粉をまぶします。
  • オリーブオイルをフライパンに敷き、小麦粉をまぶしたブラックバスの切り身を中火〜強火で焼きます。
  • 焼き色がついてきたら、白ワインをかけてアルコールを気化させてフランベします。うまく火が点かない場合はチャッカマンやライターなどで点火しましょう。
  • フライパンを動かしながら焼き目がしっかりついたらお皿に盛り付けて完成です。塩、オリーブオイル、バターなどお好みの味付けで召し上がってください。

ブラックバスのフライ

白身魚であるブラックバスはフィッシュフライとしても申し分ない美味しさを誇ります。やはり醍醐味はタルタルソースでの賞味かと思います。フライを作り、タルタルソースも手作りにすると美味しさは格別にアップします。釣った魚を自分で捌き、味も自分で作る、究極のDIYと言えるでしょう。

  • 用意するもの:釣ったブラックバス、小麦粉、パン粉、卵、塩、コショウ、玉ねぎ、ピクルス、パセリ、レモン汁
  • ブラックバスを三枚におろして皮を剥ぎ、ブラックバス切り身に塩を振っておく。
  • タルタルソースを作ります。ゆで卵を作り、玉ねぎ、ピクルス、パセリと一緒に全てみじん切りします。玉ねぎは細かく、たまごは粗いみじん切りにすると美味しいです。
  • みじん切りにした材料へマヨネーズ、レモン汁を混ぜ、好みの味へ整えてタルタルソースは完成です。
  • 塩を振っておいたブラックバス切り身に小麦粉をまぶし、溶き卵へ通してからパン粉をまぶして180度程度の油で揚げます。きつね色に揚がったら完成、タルタルソースやレモン汁など、お好みの味で召し上がれ。

魅力的なブラックバス釣り

ブラックバス釣りはとてもエキサイティングであり、ルアーや餌釣り、そしてフライフィッシングと、自分に合ったスタイルを極める楽しさも随一です。そして食べても美味しいので、釣に少しでも興味があるのならばぜひバス釣りからデビューしても良いと思います。

ブラックバスは簡単に釣れる

比較的初心者でも大きいものを釣りやすいブラックバス。ルアーは多少の慣れが必要ですが、ポイントさえ抑えておけば難しいことではありません。好みの餌が目に入ればブラックバスは迷わず食いつきます。そして食いついた時の衝撃、迫力はクセになること間違いなしです。

マナーを守りましょう

ただ釣りを楽しむだけではいけません。水棲生物はゴミに敏感ですし、ブラックバス以外の在来種も多数存在しています。水質汚染や誤食で生態系に悪影響を与えることもあるため、しっかりとマナーは守るようにしましょう。

  • 事前に目的地の条例、取り決めにおいてリリース禁止では無いのかを確認する。到着してからも看板をしっかり確認しましょう。
  • 立ち入り禁止区域に入らない。
  • タバコ、空き缶のポイ捨てをしないこと。
  • 先着順の釣り場が多く、割り込みをすると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
  • 基本的に釣ったバスを生きたまま持ち運びは禁止されています。そして許可のない飼育も禁止されています。
  • マナーを守って楽しくバス釣りを楽しみましょう。

ブラックバスは特定外来種

そして忘れてはいけないのが、ブラックバスは特定外来生物だということです。釣ったバスをリリースすることが禁止されている所も多いため、バス釣りに出かける際は目的地の条例や決まりを確認しておきましょう。釣りを楽しんだ後は美味しくいただくというところまでセットで楽しむのもオススメです。

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