ヒメマスの生態や釣り用タックルをご紹介!十和田湖での釣りポイントや美味しい食べ方も!

十和田湖のヒメマスは孵化場前のワンドで放流されて、和井内に産卵する為遡上します。意外と多いですが8つの釣りポイントがあります。中には有名な場所もあり人が集まる可能性が高いです。スポットの取り合いになる可能性もあるのでベストポジションを知っておきましょう。

  1. まずは、孵化場前です。この場所は釣りが禁止されていますが、禁漁と書かれている看板の外側では釣りが出来ます。
  2. 次は駐車場の浅橋です。この付近はよく釣れると有名なので人が多可能性があります。
  3. 次はは猿鼻岬です。ワンドの中に湧水が流れ込むことでヒメマスが好むスポットです。
  4. 次は十和田ホテルの前にある沢です。ここは流れ込みがありヒメマスがいる可能性が高いです。ここも有名で人が集まる可能性が高いです。
  5. 旧観光橋船桟橋の北川ワンドに湧水が湧く部分があります。そこに寄って来ることもあります。この場所は、不調の時期もあるので年により差があります。
  6. 十和田プリンスホテル裏からさざ波山荘の間に2本の沢があります。この周辺もポイントです。
  7. 大川岱の流れ込みがある場所もポイントです。しかし、釣れない時もあるようなので日によって差が大きいです。
  8. 銀山の流れ込みがある場所です。ここはサクラマスなど他の魚がよく釣れますがヒメマスも連れる時があります。しかし、他のポイントよりは期待できないでしょう。

禁止区域

釣りが解放されている期間でも、秋田県鹿角郡小坂町十和田湖一夜島突端と同町十和田湖金木森突端を結んだ直線以南の区域は釣りが禁止される時期があります。明確には決まっていませんが、10月1日~31日の間に指定する禁止期間が発表されます。その時期は、禁止区域となりますので注意しましょう。

ヒメマスの調理法

最後に美味しく食べる方法をお伝えしようと思います。最高に美味しい調理の仕方を知って、頑張って釣ったヒメマスを有効活用しましょう。誰でも作れるような簡単な方法で子供から大人まで食べられるような料理をお伝えするのでぜひ参考にしてください。

刺身

刺身は、うまみが強く美味しいと評判ですが注意しなければならないこともあります。それはアニサキスやサナダムシという「寄生虫」です。寄生虫に気づかず食べてしまうと激しい腹痛を起こしたり嘔吐を起こしたりする可能性があります。

作り方

刺身は一般的な作り方と同じです。ですが、寄生虫予防として身を一定時間冷凍してたあと、半解凍させて刺身にすると寄生虫が死んで安全に食べる事ができます。全てのヒメマスに寄生虫があるとは限りませんが、どれに入っているのかは判断できないので冷凍するのをおすすめします。

1度冷凍したものを半解凍させて食べると新鮮のような味を保つことができます。調理しやすいように冷凍させる前に内臓を取り除き三枚におろしましょう。そうすると半解凍でも包丁がはいります。

食べた感想

新鮮な魚を1度凍らせて食べましたが、身がしまって美味しかったです。適度に脂ものっていて味も風味もよく、刺身にして正解でした。薬味を乗せるとさらにいい味になるのでそちらもおすすめですのでお好みの薬味と共に食べてみてください。

味噌ネギマヨホイル焼き

次はこの料理です。とても簡単に作れて、魚が苦手な子もマヨネーズの味で魚の風味を消し食べてくれようになるかもしれません。また、お酒のおつまみにも大抜擢な一品ですのでぜひ試してみてください。材料は、マヨネーズ大さじ2、味噌小さじ2、酒小さじ1、しめじ1パック、万能ねぎ2/1本、和風だしの素小さじ1です。

作り方

材料をすべてまぜ準備をします。水分をとったヒメマスの身をアルミホイルに乗せ身の上に先ほど作ったソースを乗せます。ホイルでしっかりとつつみオーブントースターで13~15分焼けば完成です。

注意してほしいことは、魚に含まれている塩分以外の塩分を加えないことです。予想以上に塩辛くなってしまうので子供に苦手意識がついてしまうかもしれません。また、せっかく作ったソースの味が活かされないので注意しましょう。

食べた感想

しっかりとしたヒメマスの味とマヨネーズの組み合わせが最高においしいです。ご飯も進むのでメイン料理にピッタリでした。また、子供がネギが苦手なのでネギ抜きも作りましたが大好評でした。ネギが苦手な方にもおすすめの料理です。

クリームパスタ

次に紹介するのはクリームパスタです。食欲が落ちているときでもさらっと食べることが出来るのどごしの良い料理になります。材料は、パスタ140g(お好みで調整してください)、ヒメマスの切り身、ほうれん草100g、お好みのきのこ類150g、お酒大さじ1、生クリーム100ml、コンソメ1個、粉チーズ少々です。

作り方

まずパスタを茹でます。茹でている間に、ヒメマスを一口大に切り、ほうれん草も4㎝大に切ります。そして、きのこも食べやすい大きさに切ります。フライパンに油をひき、ヒメマスを焼きながらほぐしていきます。身がほぐれてきたらほうれん草、きのこ、お酒を入れて炒めていきます。

ほうれん草がしんなりしたら生クリーム、牛乳、コンソメ、粉チーズを入れて一煮立ちさせます。茹でたパスタの水を切り炒めた具材に混ぜたら完成です。ポイントは、パスタを茹ですぎないことです。クリームと絡ませるときに火にかけるので麺がのびてしまう可能性があるので注意してください。

食べた感想

クリームを使用していますが、しつこくなくあっさりとしています。確かに食欲が少し落ちているときでも食べることが出来ます。魚に野菜、きのこと様々な具材が美味しく栄養もあるのでありがたい料理です。

炊き込みご飯

子供から大人まで人気のある炊き込みご飯のレシピをご紹介します。たくさんの具材が入った熱々のご飯を食べてヒメマスを味わってみませんか?ご飯がメインに変わる料理なのでぜひ試してみてください。具材は、しめじ1/2、椎茸2個、醤油大さじ1、酒大さじ1、本だし小さじ1、バター10g、塩胡椒少々、万能ねぎ適量です。

作り方

ヒメマスを1口大に切ります。しめじと椎茸を食べやすい大きさに切り、お米をとぎ塩胡椒と万能ねぎ以外の材料を入れて炊きます。炊けたら塩胡椒で味を整えます。盛り付けた後万能ねぎをのせれば完成です。

食べた感想

ご飯が炊けたときから美味しそうな香りが漂い食欲をそそる料理です。具材もたっぷりで味はもちろん、風味、食感を楽しむことができました。ご飯だけでお腹がいっぱいになるのでおかずは少なめでいいと思います。

唐揚げ

サクサクで口の中に入れた途端に風味が広がる唐揚げもおすすめです。油を使うので遠慮されがちな料理ですが1度食べるとその美味しさにやみつきになるかもしれません。材料は、小麦粉大さじ2、片栗粉大さじ1、塩胡椒少々です。

作り方

内臓を取り除き、頭を切り、ぶつ切りにします。その時にお腹の中と外に塩をまぶします。ビニール袋にその他の材料を入れよく振ります。160度に熱した油できつね色になるまで焼けば完成です。塩胡椒で味を付けているのでそのまま食べても美味しいですが、しょうゆやソースをかけるとさらに美味しくなります。

食べた感想

サクサクで身はホロホロの美味しい唐揚げでした。骨も気にすることなくそのまま食べる事ができます。鶏肉のから揚げよりもヘルシーでついつい食べ過ぎてしまうほどでした。ソースや醤油以外にもマヨネーズなどもおすすめです。

ヒメマスはルールを守って楽しく釣ろう!

今までヒメマス釣りを楽しんできた皆さんがルールを守っていたからこそ絶滅せずに繁殖を続け今でも美味しさや釣りを楽しむことが出来ます。これから十和田湖で楽しもうと思っている方もルールを守って楽しみましょう。

ヒメマス以外にも禁止時期や解禁時期が決まっている魚がいます。「イワナ」という魚をご存知でしょうか。こちらの記事で生態から釣り方、料理方法まで紹介しているのでぜひ参考にしてください。

電車結びに関する記事はこちら

ショックリーダーに関する記事はこちら

イワナに関する記事はこちら