カレイの仕掛けの全長は1.35mと長いのが特徴です。これは仕掛けが潮の流れに自然と漂わせるためです。ハリスの間隔は十分に65㎝です。そしてカレイにはアピールする装飾がつきものです。装飾にはいろいろなものが使われています。
- 全長1.35m
- ハリ号数12号
- 幹糸6号
- ハリス4号
- カレイ針
力糸って何?
力糸とは別名でテーパーラインとも呼ばれます。その名の通り先が細くて、段々と太くなるテーパーの構造になっています。これを道糸と天秤オモリの間に挟むことによりクッションの役目を果たします。力糸が無いと、オモリを投げた衝撃で道糸が切れることがあります。カレイの様な大きなオモリを使う場合は必需品です。
《完成品カレイ用投げ釣り仕掛けもご紹介!》
上記商品はササメのカレイ仕掛けです。この仕掛けも全長が120㎝と長いです。特徴的なのは糸が全て黒いという所です。暗い海底で透明よりも更に気配を消して待ち伏せる「黒」の糸。商品名の通り忍びを彷彿とさせる出来栄えです。
ターゲット別投げ釣り仕掛け④ 各種根魚類
投げ釣りでは根魚も狙うことが出来ます。根魚は海底付近の岩場や藻場といったストラクチャー周りに居付く魚。代表的な根魚には、アイナメ、カサゴ、キジハタ、メバルなどがいます。岩場に生息するのでロックフィッシュとも呼ばれます
各種根魚類用投げ釣り仕掛けの基本構成は?
根魚の投げ釣り仕掛けは胴付き仕掛けを使います。オモリが一番下に来るタイプの仕掛けです。基本構成は、より戻し、幹糸、2本~3本針、オモリとなります。オモリで海底を「コツコツ」と叩くようにして誘いをかける仕掛けです。
ハリス周りの構成
仕掛けの全長は90㎝です。道糸と連結する最上部により戻しがあり、最下部はオモリを付けるスナップ付きサルカンになっています。釣り場の状況によってオモリのサイズを変更できるようにスナップ付きがおすすめです。ハリの間隔は30㎝の2本バリです。3本の場合も等間隔で増加させます。
- ハリ8号
- 幹糸1.5号
- ハリス0.8号
- ハリ本数2本
《完成品各種根魚類用投げ釣り仕掛けもご紹介!》
上記商品はハヤブサの投げ胴付き仕掛けになります。特徴はネムリバリの採用にあります。ネムリバリとは針先が大きく内側に向いているハリで根掛りしにくいハリです。根魚を狙うポイントは基本的に荒い場所が多く根掛りとは無縁ではいられません。
ターゲット別投げ釣り仕掛け⑤ 真鯛
魚の大様とも呼ばれる真鯛。祝いの席には欠かせない馴染の深い魚です。真鯛釣りと聞くと敷居が高そうですが、実は堤防からの投げ釣りでも狙うことが出来る魚です。仕掛けは、力糸、天秤おもり、幹糸、ハリス、1本ハリといたってシンプルです。
真鯛用投げ釣り仕掛けの基本構成は?
真鯛仕掛けの構成は、リールから出てくるナイロン製道糸5号に力糸を結び、幹糸としてフロロカーボン8号を連結しそのままハリを結びます。ハリは丸セイゴの18号を使います。この仕掛けには天秤の使い方に特徴があります。天秤は遊動式にして使います。
- 丸セイゴ針18号
- 幹糸6号
- 全長120㎝
- 遊動天秤30号
- ハリ本数1本
遊動式天秤って何?
遊動天秤は中通しおもりと同じ仕組みです。通常の天秤仕掛けはスナップで道糸と連結します。仕掛けの中を移動することなく固定されています。遊動式は天秤の丸い穴に道糸を通し、道糸の中を自由に移動できるようにしたものです。マダイの食い込みのアップと、アタリを明確にとらえる為に遊動式にします。
《完成品真鯛用投げ釣り仕掛けもご紹介!》
上記商品はササメの投げ釣りで真鯛を狙う仕掛けです。大物の真鯛が来てもラインが切れることが無いように工夫が凝らしてあります。大物狙いの場合はトラブルを避けるためにハリは1本が基本です。置き竿が一般的なので、複数の竿を出して狙います。
最適な投げ釣り仕掛けで釣果アップ!
投げ釣りの仕掛けをビギナーの方にも解りやすいように解説をしました。投げ釣りといってもターゲットによって様々な工夫が必要です。しかし基本は全て同じです。自分で作った仕掛けで魚が釣れたらいつものマンネリした釣りが正に一変します!仕掛けに対する理解も深まるから釣果も確実にアップ。是非自分の仕掛け作りにチャレンジしてください。