深海魚って透明、ブサイク、光る!?不思議な写真や深海魚検定まで徹底リサーチ!

新江ノ島水族館

続いては湘南、江ノ島にある新江ノ島水族館です。江ノ島も沼津同様、近くに深海域が広がる相模湾があるため深海魚の研究に熱心です。国立研究開発法人海洋研究開発機構との共同研究による長期的な深海魚の飼育に取り組んでおりまさに最先端の現場に立ち会うことができます。

施設詳細

  • 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
  • 0466-29-9960
  • 料金 大人2400円 子供1000円 幼児600円

伊豆三津シーパラダイス

こちらも駿河湾を持つ静岡県の水族館です。海とつながっているプールでのイルカやアシカショーが有名ですが深海魚の展示もあります。サクラダイや近年大人気のオオグソクムシの展示もあります。深海大水槽によるタカアシガニの展示やタッチングプールもあって子供たちに大人気です。

施設詳細

  • 静岡県沼津市内浦長浜3-1
  • TEL.055-943-2331
  • 料金 大人2200円 子供1100円

沖縄美ら海水族館

yuka71 / Pixabay

大水槽のジンベイザメの展示が有名な沖縄美ら海水族館ですがこちらも深海生物に会えることができます。70種もの深海生物の展示がされており沖縄の海域で捕獲されたものが多くを占めます。他にも深海の正解を体験できるシアターなどの設備も充実しています。

施設詳細

  • 沖縄県国頭郡本部町石川424
  • 0980-48-4748
  • 料金 大人1850円 中人1230円 小人610円

海遊館

最後は大阪の海遊館です。その生き物たちの生活している様子がわかるやすい行動展示をもっとも最初に行った水族館ともいえる世界的にも有名な水族館です。アリューシャン列島、パナマ湾、モンタレー湾など世界のそれぞれの地域の環境を再現しながらの展示を楽しむことができます。

日本海溝を再現した水槽も展示されておりタカアシガニを中心とした生き物を見ることができます。おすすめは何といっても大水槽の前で寝袋を広げて夜の生き物たちを観察しながら眠れるお泊りツアーです。お子さんがいる家庭はぜひ訪れてみてください。

実はみんな食べている!おいしい深海魚ベスト3

出典:PhotoAC

続いてはグルメの話題です。深海魚の見た目を知ってしまうとなんだか食べる気もなくなってしまいますが、実は私たちは日頃から深海魚を食べているんです。おいしい深海魚ベスト3をご紹介しましょう。

食用アンコウのほとんどを占める「キアンコウ」

出典:PhotoAC

冬のお鍋といえばアンコウ鍋でしょう。スーパーに並ぶアンコウのほとんどはこのキアンコウという種類の深海魚です。淡白でうまみのある白身とゼラチン質が豊富な皮や骨の部分は深海魚独特の特徴でしょう。

高級魚として有名な「ノドグロ」

出典:PhotoAC

テニスの錦織選手が日本に帰ったらノドグロを食べたい、と答えていた姿も記憶に新しいのではないでしょうか?最近ではすっかり有名になったノドグロですがこちらも正式名称をアカムツという深海魚の仲間なんです。

“キンキ”と呼ばれることも多い「キチジ」

出典:PhotoAC

北海道のほうでは特に高級魚として有名な「キンキ」は脂ののったその白身と上品なゼラチン質が一度食べたら忘れられないおいしさです。キンキ鍋なども有名です。こちらも実は深海魚。世紀式名称はキチジです。

図鑑で学ぶ!深海生物のナゾ

出典:PhotoAC

近年ではオオグソクムシなどをきっかけに、恐竜と並んで子供たちに人気なのが深海生物です。水族館で見たその姿から興味が膨らむ大人もたくさんいます。ここからはそんな生き物を学べるおすすめの図鑑をご紹介していきます。

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