八百比丘尼の伝説をもとに不老長寿を考える。日本の人魚も紹介

不老長寿の研究について

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以前はアンチ・エイジングという言葉をよく耳にしましたが、現在世界中で競って研究されているのが「ストップ・エイジング」すなわち老化を止めてしまおうという試みです。今世界の専門家たちが研究している不老長寿の一部をご紹介します。

現代も本格的に研究されている

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不老長寿は現代においては最先端の医療研究になっています。日本では元京都大学准教授であった久保田信氏が、生命の危機に陥ると若いからだに生まれ変わるというベニクラゲを基に、そのメカニズムの解明に取り組んでいます。

人とクラゲは全く異なるように見えますが、遺伝子の構造はほとんど変わらないため研究が進めば不老長寿のヒントがつかめるかもしれません。海外ではイギリスのケンブリッジ大学のブリー・デグレイ博士が老化現象の7つの原因を揚げ、それを全て潰していくことにより20年後には不老不死が実現できる、といった持論を基に研究を重ねています。

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