言葉のクラスメイト・加藤乙女は誠を誘い、一緒に模擬店を回ることに成功します。その後、乙女も後夜祭のダンスに誠を誘いました。誠は乙女のスタイルを確認、鼻の下を伸ばします。しかしその場に現れた世界がそれを阻止するのでした。
ですが乙女はその後誠を「休憩室」に連れ込みました。休憩室とは言葉のクラスの模擬店、お化け屋敷の奥に隠された部屋のこと。学祭で女子が男子に交際を申し込み、それが実ると、この部屋で抱き合うことが出来ます。乙女は誠にこの部屋の存在を教え、長年の恋心を告白します。そして誠は、乙女を抱いてしまうのでした。
誠と後夜祭のダンスができなかった言葉
誠が乙女を抱いている間に、ダンスの時間が迫ります。誠は乙女を抱いた後、世界と踊っていました。言葉は、ずっと誠を探し続けています。誠の教室を覗くとそこには澤永がおり、誠は世界とダンスに行ったことを告げられました。取り乱す言葉でしたが、澤永はそのまま抑えきれない恋心を告白、言葉を半ば無理やり抱いてしまうのでした。
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スクールデイズのあらすじ【第10話「心と体」誠との別れで絶望に追い込まれた言葉】
無理やり犯され呆然とした言葉が見つめる先には、ダンスを踊る誠と世界がキスをしていました。その光景に、言葉は泣き崩れます。ただただまっすぐだった言葉の心は、もうすでに壊れ始めていました。
誠に別れを告げられ言葉の心は壊れてしまう
翌日言葉に、誠とは確かに付き合っている、昨日のことは忘れる、と言われた澤永は誠に「別れたんじゃなかったのか、二股をかけているのか」と詰め寄りました。そして刹那も彼に、言葉ときちんと別れるよう言います。
刹那は明日日本を立つこと、絶対に世界を守ると約束してほしいことを伝えます。その時、タイミング悪くその場に言葉が現れてしまいます。周囲からのプレッシャーにもう惹くことが出来なくなった誠は、いよいよ彼女に別れを告げるのでした。
誠に別れを告げられ刹那にも絶望させられた言葉
誠は、もう会わない、これ以上は誤解させてしまう、と言い出しました。刹那に言わされているのだろうと疑った言葉は、例の「秘密のキス」をばらそうとします。が、刹那は即座に誠の唇を奪い、自分が彼と付き合っているからあなたに迷惑しているのだと言いました。こうして、きっぱりと別れを告げられた言葉は、その場にへたり込むのでした。
世界が見てしまった学祭でカメラに映った加藤と誠の関係
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ある日、世界は女子バスケ部の打ち上げに参加していました。しかし、なんとそれは、学祭の「休憩室」に仕掛けられた隠しカメラの上映会だったのです。次々に映し出される男女が抱き合うシーン。そして世界も見ている中スクリーンには、あの日押し倒されるまま乙女を抱いてしまった誠の姿が映っていたのです。
刹那と誠が一緒に居たことを言葉が世界にバラしてしまう
世界は誠に電話をかけながら走り出しました。彼の家へ向かっている途中、歩道橋に差し掛かったところで、前から言葉が歩いてきました。彼女は、誠と刹那を探している、2人は一緒にいるはずだ、と話しました。その時世界が見た言葉の表情は、目に光を失いやつれ、恐ろしいほど憔悴しきっていました。
人間の欲求ってすごい力がある・・・（出典:Amazon）
後半になるにつれ、レビューにはこのような意見が散見しています。視聴者ももはやドロドロした衝撃的な展開を越え、人間の欲求、執着心を改めて見せつけられたと愕然とするしかありませんでした。
スクールデイズのあらすじ【第11話「みんなの誠」投げやりになった誠は気ままに】
刹那の引っ越しと誠の裏切りにより、世界は学校を休み、部屋に引きこもっていました。こんなことになっても誠を思い続ける世界には、視聴者から同情の声、そして自業自得だという声、両方が上がりました。言葉がただただ可哀そうだという感想が多く見られる第11話。いよいよ佳境です。
世界の知らないところで誠は黒田や複数の女子と関係を持つ
誠も世界と同じように、何もかもが面倒だと言いながら学校を長期欠席していました。その間にやっていたことは、複数の女子と関係を結ぶこと。世界の友人であるはずの光、そして乙女の友人3人とも関係を持っていました。誠の携帯電話には、女子の名前がずらりと並びます。
誠は、世界の見舞いに行くこともしません。世界の内面は刹那の言っていた通り脆く、刹那が去り、誠まで失ったら壊れてしまいそうなほど。光の見舞いにも応じず、部屋で過去の誠とのメールを読み返し、涙を流していました。
世界は誠に懇願しそして妊娠を告げる
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部屋に引きこもっていた世界は、突如吐き気に襲われます。生理が来ていないこと、身に覚えがあったことから、自分が妊娠したと考えたのでした。翌日、世界は久しぶりに登校し誠の隣に座り、小声で妊娠したことを告白。
動揺し、何とかその場を逃れようとする誠の態度に世界は怒り、大声で「誠の子なんだよ！」と叫びます。その声は教室中に響き渡りました。これにより、他の生徒も世界の妊娠を知ってしまうこととなります。それが原因となり、誠は今まで関係を持ってきた女子から敬遠されるようになりました。
誠は精神が衰弱した言葉を見てショックを受ける
言葉は誠から着信拒否をされているにも関わらず、誰も出ない電話に向かい懸命にひとり話し続けていました。駅前のクリスマスツリーの前に座り「待っています」と話す言葉。一方誠の家では、世界がクリスマスのために夕食を用意していました。誠は足りない物を買うため、ひとり街へ出かけます。
外出出来たのをいいことに、乙女、光、他の女子に手当たり次第電話をかける誠。誰も誠の電話に出ないことで苛立ちをあらわにした誠は、脱力し、そばの石垣に座り込みました。折しもそこは駅前のクリスマスツリー前。言葉が指定した待ち合わせ場所でした。
誠と言葉の邂逅
誠が来てくれたと喜ぶ言葉でしたが、その目は暗く、笑みを湛えた異様な表情のまま。誠は彼女の異様な状態に大きな後悔を感じ、涙を流しながら抱きしめました。
「主人公の涙でここまで感動しなかったのは初めて」「逃げ場所が言葉だっただけだろ」（出典：Youtube）
自分が彼女をここまでにしてしまった、と後悔しているようにも見えますが、視聴者からはもちろん彼への批判が続きます。一方、言葉の目には、昔のような光が戻っていました。
スクールデイズのあらすじ【第12話「スクールデイズ」そして衝撃的な結末】
泣きながら言葉を抱きしめる誠。しかし世界は、誠の帰宅をひとり待っています。3人は一体、どこへたどり着くのでしょうか。ただの淡い恋心から始まった物語は、アニメ史上に残る衝撃的な結末を迎えます。
世界は戻らない誠といさかい、誠の家で言葉と行き合ってしまう
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街で言葉と出会い、誠はそのまま言葉とクリスマスのディナーへ出かけてしまいました。レストランにいる誠に、世界から電話がかかってきます。誠のために作ったディナーを「先に食べてて」と言われた世界は、子供も出来たのだから自覚を持って、と叱責しました。
すると誠は、言葉はそんなこと言わない、と言ってしまいます。うろたえる世界に誠は、何で子供を作ったのか、もうどうしたらいいのか分からない、と取り乱しました。その誠の様子に世界は一旦誠の家から帰ります。
世界と言葉の邂逅
一方の誠と言葉は、誠の家へ向かいます。しかし世界も帰路の途中電車の中に誠と言葉の姿を発見し、再び誠の家へと急ぎました。誠が帰宅すると、床にはクリスマスディナーがぶちまけられていました。溜息をつきながら掃除する誠。すると玄関のチャイムが鳴ります。誠が玄関へ向かうと、既に世界が、怒りの形相で言葉を平手打ちした後でした。
