「百々目鬼」は手癖の悪い妖怪!その元ネタや類似の妖怪もご紹介!

鳥山石燕は数々の妖怪を作り出し、後世の人々にも多くの影響を与えています。現代の日本人が妖怪を想像した時、漫画家「水木しげる」の作品に登場する妖怪を思い浮かべる方も多いと思われます。その「水木しげる」も、鳥山石燕などの古典画を参考にして多くの妖怪画を描いています。

百々目鬼が出てくるアニメ

出典:PhotoAC

漫画家「水木しげる」の作品である「ゲゲゲの鬼太郎」など、百々目鬼はアニメにも度々登場しています。アニメのキャラクターになった百々目鬼たちは、どんな姿をしているのでしょうか?それぞれの特徴などを紹介します。

百々目鬼が出てくるアニメ①ゲゲゲの鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎の百々目鬼は、普段は人間の姿をしています。妖怪の姿は、カエルの様に裂けた口をしており、たくさんの目が全身についています。盗みをやめられなくなった人間が妖怪になってしまったので、「人間」と「妖怪」両方の姿を持っています。

敵の手下だった百々目鬼は、人間の少女の姿で鬼太郎を油断させる計画を成功させました。しかし、敵だと知っても自分を案じる鬼太郎を見て、人間だった頃の自分を思い出し味方になります。最後は、鬼太郎を庇って敵の攻撃を受けて亡くなってしまいます。

百々目鬼が出てくるアニメ②妖怪ウォッチ

妖怪ウォッチの百々目鬼は、体にたくさんの目がある黒い鬼のような姿をしています。たくさんある目のうち、心臓と繋がった目が1つだけあり、その目を矢で射ることでしか倒すことが出来ません。全身の目からはビームが出ます。劇場版アニメでは、友達妖怪として登場しています。

百々目鬼が出てくるアニメ③百々目鬼チョロ松も要チェック

おそ松さんの派生タグ「妖怪松」にも、百々目鬼がいます。「妖怪松」とは、妖怪の姿をした松野家の六つ子のことです。百々目鬼の姿となったチョロ松の両腕には無数の目玉があり、目玉を隠すためか体中に包帯を巻いています。

百々目鬼に似た「たくさん目がある」妖怪

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妖怪の世界には、百々目鬼の他にも「たくさん目がある」妖怪がいます。「たくさん目がある」という共通点があっても、見た目や魅力は全く違っています。そんな「たくさん目がある」妖怪たちを紹介します。

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