東住吉事件とは?性的虐待の真相は?再審で無罪判決!疑惑の事件の闇に迫る

東住吉事件の発生当時、朴龍晧の性的虐待などこの事件では報道されてない事実も多くありネットでは、真相について疑惑の声があがっていました。では、東住吉事件の報道されていない事実とは、真相とはどういったものがあるのか見ていきます。

東住吉事件への疑惑①家計が厳しいのにマンションを購入

出典:PhotoAC

時をさかのぼり東住吉事件が発生する以前の状況をみていきます。1994年03月頃に青木惠子と朴龍晧は家賃の安いマンションへと引っ越すのですが、そのマンションが気に入りませんでした。

1995年01月10日頃、2人は新築マンションの販売センターに赴き物件を見学します。同年01月に4,050万円のマンションを仮契約を結び、頭金10万円を支払います。マンションの本契約のためには、同年09月までに170万円が必要でした。

東住吉事件への疑惑②直近に2人の子供への高額保険金

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この東住吉事件発生の数年前に長男と長女には高額な生命保険の契約がされています。東住吉事件が起こる3年前の1992年11月に長女が被保険者、母親の青木惠子と内縁の夫の朴龍晧を受取人とする災害死亡保険金1,500万円の保険契約を締結し、さらに1995年03月に長男が被保険者、母親の青木惠子と内縁の夫の朴龍晧を受取人とする災害死亡保険金2,000万円の保険契約を締結していました。

東住吉事件への疑惑③カードローン400万円の借金

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青木惠子と朴龍晧の2人にはカードローンにより400万円もの負債がありました。借金の返済に追われ家計状況が厳しいにもかかわらず、2人の小学生のこどもに高額な保険金をかけ、さらにはマンションの購入を検討するなど、東住吉事件発生の3か月前の家計は収入より支出が多い赤字でした。

東住吉事件のその後と無罪の2人の現在

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小学6年生の女児が住宅火災で死亡した東住吉事件によって容疑をかけられ、無期懲役の有罪判決が確定し服役していた青木恵子と朴龍晧は2015年10月26日に20年ぶりに釈放されました。そして、2016年8月10日にようやく無罪が確定し東住吉事件での容疑が潔白と証明された、そんな2人は現在どうしているのでしょうか。

東住吉事件のその後①2016年に約20年ぶりに釈放

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東住吉事件は1995年07月22日に起こりました。容疑者となった朴龍晧は1999年03月に裁判により無期懲役の有罪判決を言い渡されると2006年11月に確定します。青木惠子も同様に、裁判で1999年05月に無期懲役の有罪判決を言い渡され、2006年12月に確定しました。

2015年10月26日に釈放されるまで2人が起訴されてから20年にもなりました。ここでようやく2人の服役生活が終わります。2016年08月10日にはやっと無罪判決が確定します。

 

東住吉事件のその後②長男との再会、めぐみさんの墓参りへ

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青木恵子と朴龍晧は、刑の執行停止によって20年ぶりに釈放されます。生き残った当時8歳だった長男もその時には29歳になっており、この釈放を機にやっと再会することになります。とてつもなく長い期間を経ての再会となりました

釈放された翌日の10月27日に青木恵子は長男と一緒に長女のお墓参りに行っています。東住吉事件が発生してから四十九日の法事をすませ御遺灰をお寺に預けるとすぐに逮捕・起訴されてしまっていた為に長女のお墓参りは初めてでした。

 

東住吉事件のその後③青木恵子は現在一人暮らし?

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釈放後に婚姻関係にはなっかたとはいえ、苦悩を分かち合った青木恵子と朴龍晧が対面することは普通のことです。しかし、それは実現しませんでした。刑の執行停止と同時に、青木恵子と朴龍晧は居住地を指定された他にいくつかの条件(海外渡航の禁止・逃げ隠れの禁止・証拠隠滅行為を禁ずるというもの)が付けられていました。しかし、それは2人の対面を妨げるというものではなく、2人の弁護士が同席すれできることでした。

青木恵子は朴龍晧の長女に対して性的虐待があったという事実が頭から離れることがなく、朴龍晧と対面しようという気が起こらなかったのです。

青木恵子は釈放された時、周りの人から『苦労したんだから幸せになってね。』と言われました。でも、『私には日々の小さな幸せはあっても、大きな幸せはもうなく、求めてもいない。

自分だけ幸せになるのは罪悪感があるし、もう結婚もしない。』と言っており、必要最小限の家具を除きあまり家電製品もない、そんな部屋で一人で暮らしていました。

 

東住吉事件のその後④朴龍晧はすでに社会復帰か?

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青木恵子東住吉事件で国賠訴訟をすることを決めました。朴龍晧は逮捕される以前は電気工事士をしていました。釈放後、『21年間の技術進歩で何もわからなくなっているが一から勉強して仕事に就きたい。』と語り、社会復帰への意気込みをみせていました

東住吉事件について現在も疑惑の声が絶えない

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東住吉事件の内容をみれば、無罪かつ冤罪であったように感じれます。ですが、この東住吉事件は事故なんかではなく殺人事件だったと思っている人が少なくないこともまた事実なのです。 警察による自白の強要もありましたが、東住吉事件にはそれを除いたとしても不自然な点や疑わしい部分が多くあります。

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